んなぁ゛うっ・・・!
っご、 腰が痛い。
枯れた柳の幹のようにみしみしと撓って腰が痛い。お父さんそこに魔王がいるこわいよ。
なぜでしょう。
コタツと、たたんだ敷布団の間にはまりこんで変な格好のまま寝入ったからです。
なぜそんな不自然に寝入ったのでしょう。
4時半(夜)までJOJO小説(乙一)を一気読みしたからです。
『The Book jojo's bizarre adventure 4th another day』
タイトルが長いので買う前はジョジョ本とか乙一ジョジョとか言ってたけど、
読み終わると『The Book』ってちゃんと呼びたくなります。
狡猾だね。
ヤフーブックスでは辛口書評ですが・・・
面白かったです、ジョジョでありながらしっかり乙一であり。
どこらへんが乙一かというと
交互の時系列と特定しない三人称で読者をまどわせるところとか、
雪の中を駆ける血まみれだけど無傷の白猫とか、
開けようとした窓枠にびっしり髪の毛がとか、
高校で図書館で茨の館で小説とは、物語とはなんぞや、とか。
どこらへんがきちんとジョジョかというと
「風邪でもひいたのか?」とか(つまりセリフまわし)
複雑骨折とか家の中で交通事故とか、
ネーミングセンスとか。
あと荒木さんが挿絵つけてます。
ジョジョ独特の擬音語を作中あえて入れないところに乙一のプライドを感じました。ハラショ。
乙一がデビューしたとき私は高校生で、異色のジャンプノベル『夏と花火と私の死体』に震撼したものでしたが、
そのころの風合いを受けての構想10年、とあとがきにあって
なんだか凄く納得してしまった。
仕事で紹介しようかと思ってたけど、中高生むけというよりは、現役ジョジョ世代むけか。
西武線ホームで40歳越えのサラリーマンが読んでたしなぁ・・・
ジョジョ知らない人にもわかるように書いた、とあって実際スタンドの説明は多めだったけども、
これ読んだらやっぱりジョジョ読んでほしくなることを考えるとやはりジョジョ知ってる人が読むべきでしょうね。
妊娠と母性愛の描写があまりにも生々しくて怖ろしくなってしまった。
母性の濃厚さと父性の薄情さにも。
子ども生むのやだなあ。
・・・
まだ見ぬ人のことを考えるのはやめよう。相手もいないことだし。
年末年始は、実家で父と酒をのんだくれながらダラダラとテレビを観てすごしました。
「あれ 買っといた日本酒がない」と2人で冷蔵庫を漁っていると
「料理に使っちゃった」と母と弟が(母と弟が)言い、
「じゃあ買いに行こう やっぱ地酒でしょ」「私からくないのがいい」と購入してくると
「夕飯用に2センチくらい残しといてよ」と母と弟に(母と弟に)言われる。
「料理酒なんて100円カップで充分だ」「そうだ地酒は呑むもんだ」と父と娘が言う。
台所で入れ替わり立ち代りダラーリとなんか作り、食べ、呑み、読み、観て、買い物、おやつ、適当に解散。暇なのでトランプでもしようかー と言いながらやんない。
父「お正月って感じ」
紅白の応援に小島よしおが例のごとく披露し、同い年として大いに恥ずかしくなり、
ウィーンフィルニューイヤーコンサートとかに替えて「ヨハンシュトラウスしか読めない」とか言いながら呑んだくれる。
バレエ音楽の時には生中継の曲に合わせ美術館でバリリーナたちが舞い踊ってくれてつい23時まで見てしまう。
とはいえ小島くんも「ダンディ坂田先輩と同じ流れできてるんですよ来年絶対消えちゃいますよ税金とかどうしよう」
とか明石家サンタで吐露してるところを思うとミニストップのCMもなにやら気の毒に見てしまう。
資格のためガリガリ書いてたところ気づいたら年越してました。
実家の部屋の時計が5分くらい遅れてて油断した。したからどうということもないので構いませんが。
4日から仕事始めだったのでもういま普段どおりに戻ってます。
サブカルの殿堂「Village Vanguard」高田馬場店で戸田誠二を面出しで大量に発見。
うわい!(喜
あと松本太洋とよしながふみと志村貴子とほしよりことオノナツメと、ジャケ&オビで気になった武富智『この恋は実らない』、瀧波ユカリ『臨死!江古田ちゃん』と、
図書館では村上春樹とサリンジャーと宮沢和史(THE BOOM)と、
またもやもやと泣かずにすむのはどれだろうと逡巡した挙句、
基本に立ち返って志村貴子を購入。7巻。財布みたら千円しか入ってなかったんだもの。
そしたらレジで『放浪息子』仕様の紙カバーを貰ってうわーい元気。
戸田誠二は明日あたり買いに行こう。
図書館ではフラニーとゾーイー。あと種ともこという人のCDを。